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サークル 鶴の恩返し


 
 
はじめに
私達は横浜市鶴見区で活動を展開している、
登録人員50数名の福祉ボランティアグループです。
当初男性グループとして発足したため8割は男性であり、
ウィークデー昼間の活動をこなす関係上、
男性の8割が定年退職者という構成になっております。
発足以来短い期間のうちに成長し、
多様な活動メニューを展開しているので、
だんだん地域で認知していただけるようになって参りました。
今回はこのグループ誕生のきっかけから、
現在の活動に至るまでをお話しさせていただきたいとおもいます。
 
きっかけは「男性のための福祉講座」

平成6年5月に、鶴見区で初めての在宅支援センターが解説されました。
潮田在宅支援サービスセンターといいます。潮他地域は京浜工業地帯を控え、
昔から労働者の街でもあり鶴見区でも下町の一角です。
プラザでは日常業務であるデイサービスと平行して、地域啓発活動を行っており、
その一つとして6年12月に「男性のための福祉講座」が開催され20数名が参加しました。
この講座で、男性のボランティアが少ないという現実を知り、
講座を開きっ放しでなく自分達で男グループを作ろうではないかという仲間が4人集まり、
翌7年1月、男性グループを発足しました。

ボランティアって何やるの…

毎月1回活動について話し合いを持ちましたが、
皆初めての者ばかり…何をやったらよいのか?この人数で一体何ができるのか?
…意気込みばかりで話は空回りするばかりでした。模索が続く中で、
プラザのご指導を得て少しずつ考えがまとまり、活動目的は
「鶴見に初めてできたこのプラザの事業を支援する男手のグループ」
という事に定まりました。

発足の翌2月から、プラザの地域向け活動として、
週1回一人暮らし老人宅への昼食配食が始まりました。
作るのは女性ボランティアグループですが、
配達は男が受け持とうという事で、
最初の活動が始まりました。近くは徒歩で、
遠くは自転車か自家用車で、温かいうちにお届けします。
一人暮らしではとかく簡素な食事になりがちです。
1日に30種類もの栄養はとても取れません。
お弁当は薄味で多種少量のおかずが、
お年寄り向きに調理され大変喜ばれております。
弁当の到着を今か今かと、玄関の内側で待ち兼ねておられる様子が、
ひしひしと伝わってきます。
「お元気ですか、今日のお弁当は美味しそうですよ」
「ありがとう」とお渡しする者にとっても、
あんなに喜んで下さってと、それは至福の一時です。
最初4〜5食から始まった配食も、
今ではキャパシティー1杯の55食、
それをこなすための配達担当ボランティアだけでも10数名となっています。

そして配達だけでなくこれを発展させた形として、配達の際に時々、
「何かお手伝いする事はありませんか」という折り込みを入れます。
私達はこれを「おたすけまん」と称して、
体力が弱って滞りがちな雑事のお手伝の注文を受けております。
(庭木の手入れ・草取り・襖障子張替え・日曜大工 等々)